まず最初に、どんな使い方をしているのか、概要を書きます
使っている機器・装置
・WiMAX2+ ギガ放題用ルーター:WX03
・タブレット:ASUS ZenPad S 8.0 Z580CA(8インチタブレット)
・ハンドセット:ソニー SBH52
何をしているか?
IP電話050plus(基本料300円/月+使用料)を使って電話が出来ます。
GoogleのGmailを使ってEmailが出来ます。
タブレットを使って、ラインが出来ます。
以上すべてが、ハンドセットで、音声で通知が受け取れます。
(IP電話のため、ハンドセットでの発着信操作はできず、発信の場合は、タブレットで電話番号を打ち(登録済みの場合は検索し)、発信ボタンを押すと、ハンドセットで通話が出来ます。
受信の場合は、タブレットで受信ボタンを押すと通話が出来ます。
スマホの電話であれば、ハンドセットで操作が可能なのですが、安価に上げることを第一に考えたので、その機能は犠牲にして、050plusを選択しました。
メールもラインも受信音の設定をしていますので、着信があったことが分かります)
2018-01/09 追記
この方式を使用し始めてから約半年、諸々の不具合が出てきまして、全く異なる方法に切り替えました。
新たに移行した内容を是非見ていただきたく、下記の通りご案内申し上げます。
『スマホで電話とSMSとラインを使いこなす超格安な方法・・・WiMAX使用の方にピッタリ』
この形に移行する前に、何をしていたか?
持っていた装置
・WiMAX2+ギガ放題用ルーター:WX-01(6月が2年縛りの無料解約月)
・ガラケー:電話とEmail(このガラケーも、6月が2年縛りの無料解約月)
・gooメール(有償のパソコンメール)
どんな使い方をしていたか?
・WiMAXは、家と仕事場の両方でインターネットを使いたいので、クレードルを含めて持ち運んでいました。
・ガラケーの電話は、精々一ヶ月に1~2回程度しか使わず、使わない月もあるため、掛けたら料金が発生するプランにしていました。
・メールはガラケーで主として、個人の連絡用に使用。
・gooメールは主として、個人以外の用途に使用
どこに不満を感じていたか? どうしようと考えたか?
ガラケーは、電話をしなくても、Emailだけでも基本料金は1,000円/月を超え、電話をすれば、通常より非常に高い金額を請求される。
安いスマホに移行する考えもあったのですが、今のガラケーよりどんなに考えても高くなってしまうし、電話はほとんどしないので、スマホへの移行は実質的でないと考えました。
然らばタブレットでIP電話を使い、プロバイダー(Wi-Fi)は毎日のように家と仕事場を持ち歩いているWiMAXルーターで賄い、タブレットでラインをし、ラインを使用できない友人には、Gmailで連絡を取り合う。更に、Gmailも二つのアドレスを取得し、個人用と個人以外用に分けて運用することは出来ないか。
そしてこれらすべてをハンドセットで、電話、Email、ラインの着信が分かるように出来ないかと考えました。
最初のチャレンジはヘッドセット
ネットで色々と探していますと、ハンドセットではなく、ヘッドセットが良い、素晴らしいとやたらと出てきますので、ヘッドセットでこれが可能だろうかと先ず、考えました。
最初に手に入れたのが、プラントロニクス(PLANTRONICS)製のBluetooth ワイヤレスヘッドセット M165-Wです。
耳に装着さえしていれば、電話は当然のことながら、メールもラインも着信音が確認できます。装置としての希望は全て叶えているようでした。
ただ、先述のように、IP電話を使用しているので、ヘッドセット(ハンドセットも)での通話操作はできないようようで、本体(タブレットやスマホ)での操作が必要になります。これはIP電話の宿命なのでしょう。
これで行けると小躍りしたのですが、如何せん、いつもかも耳に付けっぱなしというわけにはいきません。
車の中ぐらいは付けていても、歩いているときや電車の中などではどうしても違和感があります。
やはり、小型の携帯電話以下程度の大きさのハンドセットがないものかと探し始めました。
次のチャレンジはブルートゥース子機を謳っているSOCIUSのWX01S
ヘッドセットではなく、ハンドセットを探していると、ブルートゥース通信で、スマホの子機として使えることを謳っているSOCIUSのWX01Sが、目に飛び込んできました。
ブルートゥースのこと自体もそんなに良く理解しているわけではありませんし、スマホの子機のために開発されたと書かれているので、これで行けるのじゃないかと思い、早速、ヤフオクで中古を探しました。
入手して早速使ってみますと、電話は確かに通話が可能です。
ところが、メールの着信音も、ラインの着信音も一切鳴りません。
これでは私の望むハンドセットの役目をなしません。
ところが、このWX01Sでは何故思い通りのことが出来ないのか? どうしたらいいのかが分かりませんでした。
3番目のチャレンジは、まさしくハンドセットと言われているものでした
仕方がないので、ネットで質問してみました。
ところが、私のように、タブレットでこんなことをしようとしている人がネットお宅の人にはいないのか、「ハンドセット」のことを聞いているのに、「ヘッドセット」ではA2DP対応であれば当たり前に出来ると答が返ってきたり、質問の趣旨に対する回答はありませんでした。
ただ、ここで、A2DP対応していることが大事なポイントだということ、WX01Sはその機能を備えていなかったことが分かり、質問の趣旨を変えて、ハンドセットでA2DP対応のものを教えて欲しいという質問に切り替えました。
これにはお一人だけ、回答を下さいました。2種類有って、
一つ目は、GREEN HOUSE製 Bluetoothミニフォン GH-BHMPA
二つ目は、友和商会製 超小型ハンドセットT-BTPHONE-WG 型式BE03J なるものでした。
どちらも手の平にすっぽり入ってしまうほどの小型で、ハンドセット専用機のようで、機能的にはほとんど同じように思えました。
値段から、後者を選び、早速試してみました。
電話はキチンと話が可能です。
ところがやはり、メールやラインの着信音が聞こえないんです。
説明書を見返し、A2DP対応を確認しましたので、何故着信音が聞こえないのかと試行錯誤をしていきますと、何と、電話の受話口から音が出ているのでした。
メールやラインの着信音を聞くためには、受話口を常に耳に当てておくか、イヤホンを接続してイヤホンで聞くようになっているのでした。即ち、ハンドセット自身にスピーカーが搭載されていなかったというわけです。
またまた失敗です。
この装置を使うには、この装置を胸ポケットに入れて、イヤホンを常に耳に挿しておかなければ意味がないという代物でした。機能的には、ヘッドセットと同じということで、常時耳にイヤホンを挿す必要があるということでした。
これは、GREEN HOUSE製品も全く同じ機能ということで、どちらも目的には合致しないものでした。
最後のチャレンジ・・・ソニー製SBH52
ここまでの試行錯誤で、やっと、自分の行いたいことを、ひと様に分かるようにお伝えするレベルに、自分の製品知識が追いついたようです。
また質問箱で、次のような質問をしました。
『できる限る図体の小さなハンドセット(電話ができて、且つ、ラインやメールの着信音は、普通に聞こえるレベルでスピーカーから音が出るもの)はありませんでしょうか?』
唯一返ってきた回答は、『そのようなものはありません(文面通り)』でした。
やはり、タブレットで電話をし、メールやラインの着信音をスピーカー音で聞きたいなどという人が少ないので、こんな回答しか返ってこないのだろうかと考えましたが、この様な需要はあるはずだ、きっとどこかのメーカーがやっているはずだと思い返し、誰も教えてくれないのなら、自力で探すしかないと、かなりの時間をかけてネットサーフィンをしました。
有りました。ソニー製SBH52です(一世代前のSBH50はダメです)。
イヤホンを接続して全ての音声を聞くことも出来ますが、スピーカーが内蔵されていて、電話の着信音、メールやラインの着信音、全てがスピーカーから聞くことが出来、この装置を胸ポケットに差しているだけで、着信認識が出来るようになりました。
当然、長さ9cm程度のものですが、電話の受話器のように手に持って電話が出来る代物であります。
これぞ、私が求めていた物、そのものずばりということになります。
毎日、どんな外出時でも、持参しなければならない物
タブレットは、スマホのように携帯会社との契約をしていません。従って、電話もメールもラインも、タブレットだけでは何も出来ません。ただの超小型の通信機能のないパソコンにしか過ぎません。
これをインターネット(Wi-Fi)接続するために、私は、WiMAXのルーターを使っています。
家の中、仕事場であれば、このルーターで受信が出来ますが、屋外では、ルーターを常に持参する必要があります。
幸いというか、家と仕事場の往復には、今までもこのルーターを持参して移動させて使っていましたので、常時持ち歩くことは、そんなに面倒を感じるわけではありません。
しかし、ちょっとした外出にもこれを持ち歩く、当然タブレットもハンドセット(は胸に挿しますが)も持ち歩くということを考えますと、専用のバッグがあればいいなと考え、バッグ内にキチンとした仕切りを作り、タブレットの収納場所、ルーターの収納場所(これは更に小さなポーチの中に収納しています)、財布の収納場所を決めて、外出用の三種の神器として、持ち運びが当たり前の感覚にしようと考え、実行しています。
尚、WiMAXルーターのWX03のバッテリーの電池持ち時間は、7~12時間(モードによって異なる)なので、長時間の外出などには、モバイルバッテリーが必須となることも、忘れてはいけない大事なこととなります。
タブレットで電話とメールとラインを使いこなす・・・まとめ
タブレットでIP電話、Eメール、ラインを使いこなすことを試行錯誤し、やっと自分なりに、これがベストという方法にたどり着きました。
IP電話は、ネットの情報を採用し、無料電話もありましたが、通話が安定しているということで、050plusという月額基本料金300円の案にしました。
ハンドセットで通話をしても、何の違和感もありません。むしろ今まで使っていたガラケーの電話の方が、聞き取りにくかったような気がしています。そういう意味合いからして、IP電話をこれから使ってみようという方は、無料電話を試してみるのも一案ではないかと思います。
私はネット情報を鵜呑みにして、月額300円案を採用しましたので、今更変えるつもりはありませんが、もしリセットするなら、無料案の安定性を確かめてもいいと思っています。
IP電話の通話料は、固定電話へは8円/3分、携帯電話へは16円/分となっています。私の場合は、月100円使うことはありません。
EメールはGmail。
個人用と公共用の二つを運用しています。無料。着信音も、個人用はラインと同じ着信音にしています。
ラインは、タブレットで取得(IP電話ではSMSが出来ないし、電話での取得も出来なくなっているので、フェイスブック登録をして取得)し、更に、家でのパソコン、仕事場でのパソコンでも同じラインが使えるように同期するように設定し、外出時以外のライン、メールは全てパソコンで操作をしています。
パソコンの操作性は、タブレットとは格段に違いますので、お勧めの方法だと思います。
Wi-FiはWiMAXギガ放題で、家のパソコン、仕事場のパソコン、タブレットと、一台三役をこなしています。
WiMAX料金は、2年縛りで、一ヶ月の使用料が4,263円。キャッシュバックが29,500円(私の契約時点で)、24ヶ月で割ると、1,230円/月なので、実質一ヶ月料金は、約3,000円ということになります。
つまりIP電話を含め、パソコン接続を含めた全ての費用が約3,300円/月ということになります。
尚、SBH52の後継機としてのSBH54であれば、着信音ではなく、無音でバイブレーション通知が可能になっているようで、私の場合は不要ですが、仕事で現役バリバリの方は、無音でのバイブレーション通知が必須かも知れませんね。
但し、SBH54は輸入品が主力で、今は国内販売もされていて国内の方が安価なのに、ネット通販(直販ではなくオークションやショップ)では、価格が高いのに、輸入品が幅を効かせているような感じがします。
カバンを持ち歩くということが難点ですが、それを受け入れれば、誠に快適な、金額的にもリーズナブルな環境を構築できたと思っています。
蛇足ですが、途中経過で購入したすべての装置(すべて中古品)は、ヤフオクで完売することが出来ました。
若干購入時より安い販売価格となってしまいましたが、勉強代ということで納得しております。
今回の投稿は、ブログのテーマ「心美人」とはチョット掛け離れた内容になってしまいましたが、タブレット活用を考えたいと思われる方がおられましたら、参考にして下さい。
2018-01/09 追記
ここまでお読み下さり、有り難うございます。
この方式を使用し始めてから約半年、諸々の不具合が出てきまして、全く異なる方法に切り替えました。
新たに移行した内容を是非見ていただきたく、下記の通りご案内申し上げます。
『スマホで電話とSMSとラインを使いこなす超格安な方法・・・WiMAX使用の方にピッタリ』